-

リップル、フォートレスとシタデル・セキュリティーズが主導する5億ドルの戦略的投資を発表し、記録的な成長を経て企業評価額が400億ドルに達したことを報告

サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 暗号資産ソリューションを企業向けに提供する大手フィンテック企業のリップルは、フォートレス・インベストメント・グループの関連会社、シタデル・セキュリティーズの関連会社、パンテラ・キャピタルギャラクシー・デジタルブレバン・ハワードマーシャル・ウェイスといった世界有数の機関投資家から、400億ドルの企業評価額に基づき、5億ドルの戦略的投資を受けたことを発表しました。今回の投資は、リップルにとって過去最高の業績を記録した年に続き、最近実施された10億ドル規模の株式公開買い付けと同じ評価額で行われたもので、同社の成長軌道と長期的なビジョンに対する継続的な信頼を裏付けています。

リップルは記録的な成長を続ける中、株主と従業員への流動性の提供を最優先事項としています。同社は近年、発行済み株式の25%以上を買い戻し、従業員や初期投資家に大きな価値還元を行ってきました。直近の株式公開買い付けには、リップルの株主構成への参加を希望する機関投資家から大きな関心が寄せられました。5億ドル相当の新規普通株式の発行を受け入れるという決定は、リップルの拡大するグローバルな製品群を補完する専門知識を持つ金融パートナーとの関係を強化することの戦略的な価値を反映したものです。

リップルのCEOであるブラッド・ガーリングハウスは、「今回の投資は、リップルの目覚ましい勢いを反映しているだけでなく、当社が積極的に開拓している市場が、世界で最も信頼されている金融機関の一部によってさらに裏付けられたことを示すものです。当社は2012年に決済という一つのユースケースからスタートし、XRPのようなデジタル資産を活用しながら、カストディ、ステーブルコイン、プライムブローカレッジ、企業財務といった分野へと成功を拡大してきました。今日、リップルは暗号資産とブロックチェーンへのアクセスを求める機関にとってのパートナーとなっています」と述べています。

リップルは、わずか2年強の間に6件の買収を完了し、そのうち2件は10億ドル以上の規模に達するものでした。これにより、決済、カストディ、ステーブルコインといった分野における事業基盤を拡大するとともに、プライムブローカレッジや資金管理といった新たな市場にも参入しました。

決済は、暗号資産の最も実用的で拡張性の高い用途の1つとして急速に普及しています。今年初め、リップルはステーブルコインインフラ企業であるレールを買収し、フルサービスのクロスボーダー決済プラットフォームとしてのRipple Paymentsに機能を追加し、Ripple USD(RLUSD)とXRPを活用しつつ、企業向けにグローバルな資金移動をより迅速かつ効率的にしています。75もの規制ライセンスを取得しているリップルは、顧客に代わって資金移動を行うことができ、仲介業者を排除しつつ、流動性管理と入出金プロセスを簡素化しています。Ripple Paymentsの総取引量は950億ドルを超え、需要の増加と実用性の高さを明確に示しています。

GENIUS法が成立した世界において、企業は財務決済や担保といった用途で、RLUSDのような信頼できるステーブルコインを利用するケースが増えています。これは、リップルが10月にGトレジャリーを買収した主な理由の1つです。Gトレジャリーは、フォーチュン500企業をはじめとする顧客のために数兆ドル規模の取引量を管理しており、これらの顧客はステーブルコインやデジタル資産を活用して24時間365日いつでも資金を移動させ、遊休資金を有効活用することに強い関心を持っています。

RLUSDはローンチからわずか1年足らずで時価総額10億ドルを突破しました。また、リップルは最近、Hidden Roadの買収を完了し、現在Ripple Primeとして運営されています。RLUSDはすでにRipple Primeで担保として利用されています。買収発表以来、顧客の担保額は倍増し、1日の平均取引件数は6000万件以上に増加し、その事業規模は3倍にまで拡大しました。Ripple Primeは現在、XRPを担保とした融資事業へと拡大しており、XRP関連商品を取引する機関投資家顧客基盤の急速な拡大を支えています。

リップルについて

リップルは、企業向けに暗号資産ソリューションを提供するフィンテック企業です。Ripple Paymentsは、ブロックチェーン技術を活用することで、国境を越えた決済をより迅速、透明性高く、そして広く利用可能にします。Ripple Custodyは、顧客にデジタル資産を安全に保管・管理する方法を提供します。また、Ripple Primeを通じて機関投資家向けにグローバルなマルチアセット プライムブローカレッジサービスを提供しています。リップルのステーブルコイン(RLUSD)と暗号資産のXRPは、これらのソリューション全体で活用され、従来の金融システムをより効率化し、デジタル資産の新たな活用方法を可能にしています。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Media Contact
Stacey Ngo
Press@ripple.com

More News From Ripple

リップル、シンガポール通貨監督庁から主要決済機関ライセンスを取得

シンガポール&サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- エンタープライズ向けブロックチェーン・暗号ソリューションのリーダーであるリップルは、シンガポール子会社であるRipple Markets APAC Pte Ltdがシンガポール通貨監督庁(MAS)から主要決済機関(MPI)ライセンスを取得したと発表しました。 2023年6月にリップルのライセンス申請をMASが基本承認したことに続き、今回、デジタル決済トークン(DPT)向けのMPIライセンスがリップルに発行されました。シンガポールは決済サービス法を通じてDPTに対する柔軟で進歩的な規制の枠組みを早くに確立した、世界的リーダーのひとつです。その結果、デジタル資産イノベーションを促進するうえで最も活気のあるエコシステムを構築しています。 「2017年に当社のアジア太平洋本部をシンガポールに設立して以来、シンガポールはリップルのグローバルビジネスにとって極めて重要な存在となっています。我々は優秀で現地を指揮できる人材を採用し、過去1年間で従業員数が2倍となりました。当社はシンガポールのような革新的な...

パラオ共和国が米ドル建てパラオ・ステーブルコインを次段階へ、リップルと提携しXRP Ledgerを活用

パラオ・ンゲルルムッド&サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- パラオ共和国およびリップルは、小規模なステーブルコイン試験プログラムを開始しました。パラオと、エンタープライズ・ブロックチェーンおよび暗号ソリューションのリーダー企業であるリップルは、2021年に可能性のあるユースケースを模索するために提携を開始しました。 米ドル建てのパラオ・ステーブルコイン(PSC)は、カーボンニュートラルなブロックチェーンとして10年間にわたって非常に多くの取引実績を持つXRP Ledger(XRPL)上で発行され、プライバシーと安全性が担保された決済やトークン化された資産の容易な現金化を可能にします。試験プログラムは段階的に実施され、第一段階ではパラオの政府機関職員と現地事業者約200人が参加します。 また、この条件付きステーブルコイン試験プログラムの一環として、パラオはリップルの「中央銀行デジタル通貨(CBDC)プラットフォーム」を活用します。同プラットフォームは各国中央銀行が独自の中央銀行デジタル通貨を発行するためのエンドツーエンド・ソリューションで、パ...

SEC訴訟を巡り、リップルと暗号資産業界側が歴史的な勝訴

サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- リップルは当初から、同社(および最高経営責任者と会長)に対する米証券取引委員会(SEC)の訴えには根拠がなく、脅迫や強制による取り締まりであると主張してきました。7月13日の裁判所による判決は、リップルだけでなく、米国の暗号資産業界全体にとって歴史的な出来事となりました。 今回の訴訟の争点はただ一つ、「トークンであるXRPが投資契約であり、法律上の有価証券に該当するか否か」でした。この点について、デジタルトークンであるXRP自体は有価証券に該当しないと裁判所は明確に判断しました。この判決により、「トークンは有価証券である」というSECの主張は誤った憶測であり、法的根拠がないことが明らかとなりました。 「今回の裁判所による判決は当社だけでなく、暗号資産業界全体にとっても歴史的な出来事となりました」と、リップルの最高経営責任者(CEO)であるブラッド・ガーリングハウスは述べています。「訴訟当初から、リップルは法令を遵守し、長期的観点からも正しい行動をとっていると主張してきました。進歩とは、戦う価値のあるもので...
Back to Newsroom