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IFF、栄養、健康、バイオサイエンスの未来を形作る卓越した研究者を表彰

栄養、マイクロバイオーム、抗菌研究への貢献が評価され、カルレス・レリン博士とヤン・マールテン・ファン・ディール教授がIFFサイエンスアワードを受賞

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- フレーバー、フレグランス、食品成分、健康、バイオサイエンスの分野で世界をリードするIFF(NYSE:IFF)は、IFFサイエンスアワードの受賞者を発表しました。カルレス・レリン博士サン・ジョアン・デ・デウ研究所、スペイン・バルセロナ)およびヤン・マールテン・ファン・ディール教授フローニンゲン大学医療センター、オランダ・フローニンゲン)は、人の健康、栄養、抗菌研究の分野への卓越した貢献を称えられ、受賞に至りました。IFFサイエンスアワードは、食品、マイクロバイオーム、栄養、健康、生体触媒、持続可能性といった科学分野における顕著な功績を称えています。

IFFの最高研究開発責任者であるキャスパー・ブローメンは、「画期的なイノベーションはコラボレーションによって生まれます。当社は、世界トップクラスの科学者や研究機関と提携することで、当社がサービスを提供するお客様と社会に利益をもたらすため、持続可能なソリューションの開発を加速させています。先駆的な研究を通して科学の進歩とグローバルなパートナーシップ精神を体現する、この優れた二人の研究者の方を表彰できることを光栄に思います」と述べています。

2025年のIFFサイエンスアワードの受賞者は以下のとおりです。

  • カルレス・レリン博士
    サン・ジョアン・デ・デウ研究所(スペイン・バルセロナ)
    ビック大学 - カタルーニャ中央大学(UVic-UCC)医学部

    レリン氏は、小児期および青年期の肥満、母体および幼少期の栄養、マイクロバイオーム、代謝性疾患にフォーカスした、栄養と人の健康に関する先駆的研究で高く評価されています。同氏の研究は、幼少期の食習慣と長期的な代謝結果との重要な関連性を探求し、マイクロバイオームに関する科学を統合することで、栄養が健康の軌跡にどのように影響するかを明らかにしています。同氏は特に、腸と代謝の健康におけるベタインの役割についての理解を深め、重要な発達段階における健全な成長と回復力をサポートする可能性を強調しています。また、科学教育、メンターシップ、そして学界と産業界をまたがる共同研究に関しても高い評価を受けています。そして学界と産業界をまたがる共同研究に関しても高い評価を受けています。
  • ヤン・マールテン・ファン・ディール教授
    フローニンゲン大学医療センター(UMCG)、オランダ

    ファン・ディール氏は分子細菌学の第一人者であり、微生物によるタンパク質分泌と宿主・病原体相互作用に関する画期的な研究で知られています。彼の革新的アプローチは、新たな抗菌戦略の開発、抗生物質耐性との闘い、感染症への理解に役立っています。ファン・ディール教授の研究は、世界の保健上の優先事項と一致しており、持続的な卓越性と協調精神を反映しています。

1981年に設立されたダニスコ財団は、食品科学、栄養学、健康分野の研究を支援しており、IFFサイエンスアワードはこの伝統を引き継ぎ、知識の創出と実社会へのインパクトに貢献する研究者を表彰することで、IFFによる科学の進歩に対する幅広いコミットメントを示しています。今年の賞には3万5000ドルの賞金が含まれており、受賞者は、IFFのテクニカルフェロー、以前の受賞者、そして研究開発分野のリーダーによる厳格な推薦プロセスを経て選出されます。

IFFについて
IFF(NYSE:IFF)は、科学、創造性、そして情熱を通じて喜びを生み出しています。フレーバー、フレグランス、食品原料、健康およびバイオサイエンスの世界的リーダーとして、私たちは日常の製品を高める画期的で持続可能なイノベーションを提供しており、ウェルネスを推進し、感覚を魅了し、人々の体験を豊かにしています。詳細は、iff.comをご覧いただくか、LinkedInInstagramFacebookでフォローしてください。

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