ディリジェント、リスク管理の促進とガバナンスの向上を目的とした「AI Risk Essentials」を発表
ディリジェント、リスク管理の促進とガバナンスの向上を目的とした「AI Risk Essentials」を発表
新たなAI搭載ソリューションにより、組織がリスクを効率的に特定し、ベンチマーク評価を行い、軽減することが可能に
ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ガバナンス、リスク、コンプライアンス(GRC)SaaSの大手企業であるディリジェントは、組織のエンタープライズリスク管理(ERM)プログラムの導入および強化を目的とした新たなソリューション「Diligent AI Risk Essentials(AI Risk Essentials )」を発表しました。SECの年次報告書(10-K)から収集したベンチマークリスクデータを活用するAI Risk Essentialsは、1週間以内の導入が可能であり、GRCの担当者が取締役会レベルの議論への迅速な対応、リスクの迅速な特定、リスク評価の実施、リスク軽減戦略の実行、進捗モニタリングをできるように支援します。
AI Risk Essentialsは、ディリジェントのAIイノベーションの豊富な実績を基盤に開発されました。これには、Diligent Oneプラットフォーム内に組み込まれた、ガバナンスおよびリスク管理におけるワークフローの効率化を目的としたAI搭載機能のスイート「GovernAI」のリリースが含まれます。これにより、取締役、経営陣、法律の専門家の貴重な時間を節約しながら、最高水準のセキュリティと責任あるAIの利用を確実なものとします。
取締役の77%以上が、自社の取締役会において新たなリスクと企業に与える影響について定期的に議論していると報告しています。これは、充実したベンチマークデータとリスク管理ソリューションへの需要が高まっていることを示唆しています。AI Risk Essentialsは、SECの年次報告書(10-K)から12万件を超えるリスクにアクセスできる機能を組織に提供することで、同業他社とのベンチマーク評価の促進、潜在的な盲点の特定、リスク管理簿の迅速な構築が可能となります。
「高度なAI駆動型ソリューションであるDiligent AI Risk Essentialsを活用することで、組織はこれらの不確実性を速やかに特定し評価するだけでなく、業界標準に対する戦略的なベンチマーク評価を実施することで、リスクを適切に管理することが可能になります。」と、 GRC 20/20のGRCアナリストであり、インフルエンサー&専門家であるマイケル・ラスムッセン氏は述べています。「これらのインサイトを意思決定プロセスに組み込むことで、リーダーはリスクをプロアクティブに軽減し、ERMプログラムを戦略的目標と一致させ、最終的に組織の目標達成におけるレジリエンスと柔軟性を推進することができます。」
リスク監視の取り組みを成熟している、またはロバストであると評価する組織が32%に留まり、多くの組織がスプレッドシートなどの手動ツールに依存している現状において、洗練されたAIを活用したERMソリューションはこれまで以上に喫緊に求められています。AI Risk Essentialsは、Diligent Oneプラットフォームの他のAI機能と組み合わせて、チームに以下の機能を提供します。
- AIを活用したリスク特定とベンチマークデータ:SECの年次報告書(10-K)のリスクデータを活用したAIによるベンチマークの提案を通じて、効果的なリスク管理を実現するための包括的な出発点を提供します。
- 合理化されたリスク評価:リスクオーナーとともに、戦略的リスクの影響度合と発生可能性を設定し、リスクエクスポージャーを正確に把握できるようにします。
- 簡素化されたリスク軽減計画:あらゆる重要情報を統合し、明確な可視性と責任の明確化を実現することで、リスク軽減を簡素化します。
- インタラクティブなリスクヒートマップ:リスクの影響度を可視化し、実行可能なインサイトを得ることで、戦略的な優先順位付けをサポートします。
- ディリジェントの教育とテンプレートライブラリへのアクセス:取締役会、経営陣、法務部門向けの幅広いリソースに加え、新たにリリースされたERM認証などは、リスク成熟度の強化とリスクリテラシーの育成を図るためのベストプラクティスを促進する目的でつくられています。
「この5年間で、リスク管理の規模と複雑性は指数関数的な増加を遂げてきました。しかし、多くの組織はリスク成熟度やリソースにむらがあり、ツールが不十分であるために上手く対応できていません」と、ディリジェントのリスク&監査担当ゼネラルマネージャーを務めるScott Bridgenは述べています。「現在、AIを活用したインサイトとベンチマーク機能により、あらゆる規模の組織は迅速にリスクを特定し、評価し、軽減することが可能となりました。ガバナンスおよびリスク管理のプロフェッショナルは、次の取締役会に間に合うように、エンタープライズリスク管理プログラムを効果的に導入または強化することができます。」
AI Risk Essentialsは、ディリジェントの3段階で構成されるERM製品スイートの一部であり、フォレスター、ガートナー、IDCなどの主要なアナリストから高い評価を受けています。このERM製品スイートは、クライアントの成熟度が向上し、より高度なERMソリューションが必要になっても、それに応じてスケール可能な多様なソリューションを提供します。Diligent AI Risk Essentialsに関する詳細情報は、https://www.diligent.com/products/ai-risk-essentialsをご覧ください。
ディリジェントは、4月30日(水) に初のAIイノベーションズ・バーチャル・サミットを開催し、AIによるガバナンス、リスク、コンプライアンスの変革について紹介します。参加者は、専門家の話を聞き、AIを活用した意思決定の改善と組織のレジリエンス強化のためのベストプラクティスを学ぶことができます。https://www.diligent.com/resources/events/ai-virtual-summitから今すぐ登録してください。
ディリジェントについて
ガバナンス、リスク管理、コンプライアンス(GRC)SaaSの大手であるディリジェントは、100万人を超えるユーザーと70万人の取締役が、ガバナンスの向上とリスクの明確化を行えるように支援しています。Diligent Oneプラットフォームは、実務担当者、経営幹部、取締役会にGRC慣行の全体像を統合されたプラットフォームで提供し、リスクを効果的に管理し、より強靭な組織を構築し、迅速な意思決定を支援します。詳細は、diligent.comをご覧ください。
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